全てが自家製のブランデー|プロプリエテールが今大人気

全てが自家製のブランデー|プロプリエテールが今大人気

今世界中の高級バーで人気を集めているのが「プロプリエテール」と呼ばれるブランデーです。
プロプリエテールとは、ブドウの栽培からボトリングまで全て自社で行う小規模生産者のこと。
最初から最後まで全てが自家製のブランデーというわけです。

 

大手とは違いプロプリエテールは数が少なく、規模も小さいです。
しかし、製造工程のすみずみまで作り手のこだわりが行き届くので、大手には決して作ることが出来ない傑作が次々と生まれています。
今までチェーン店しかなかったものが、美味しい個人店舗が出来たようなものです。
ラーメン屋で考えればそれが自然かと思えますが、ブランデー界では今まで大手の一人勝ち状態でした。
ここにきてこのプロプリエテールが注目を集めてきています。

 

このプロプリエテールは小規模で数が少なく希少価値が高くなり、一部のセレブしか飲むことができませんでした。
事実、バブル時代には流行ったのですが、美味しいからというよりもむしろ飲むことで「富豪になった感」を楽しむために飲まれていました。
ところが最近になりこのプロプリエテールの良い作り手が次々と出てきて、日本にも美味しいブランデーが入荷され、楽しみ方の幅が広がってきました。
お手頃な価格の人気のプロプリエテールをご紹介します。

 

ビバルディ フランソワ ヴォワイエ VSOP

 

グランシャンパーニュ地区のプロプリエテールのコニャックドメーヌ。
砂糖やカラメルは一切使用せず、自然の甘みと色合いが楽しめます。
熟成も丁寧の行い、熟成期間によって樽の種類を変えています。
加水も少しずつ行う製法はプロプリエテールだからこそできます。

 

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レイモンラニョー エクストラ ヴィユー

 

レイモンラニョー、なんだか可愛らしい名前ですが、味は本格的です。
ニコラスフェイス著「コニャック」の中で「強さと繊細さの両極を見事に調和させた、私の味覚にとって最高にバランスのよいコニャック」と紹介されたプロプリエテール界の寵児です。
プロプリエテール入門編にはうってつけでしょう。

 

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ギイ ピナー ファンボワ セレクション

 

ぶどうを収穫しているときに息子が腹痛を起こしたのをきっかけに、1969年から無農薬栽培をスタートしたコニャック界のパイオニア。
ファンボワ地区に畑を持つ珍しいコニャックです。
コニャックエディケーターの鯉沼氏がおすすめしています。
すっきりとした味わいが特徴的です。

 

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ドメーヌ ボワニエル バ アルマニャック

 

アルマニャック地方でも最高の土地と言われるのが、バ・アルマニャック。
その中でも特級の畑を保有するプロプリエテールがドメーヌ ボワニエルです。
ぶどうの品種ごとに蒸留を行う丁寧な仕事ぶり。
3種類のぶどうをブレンドした銘酒。
濃厚な甘みとスパイシーなビターチョコレートのような香りが楽しめます。

 

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ラニョーサボラン No.10 VSOP

 

コニャックの中でも良い土地と言われるグランシャンパーニュ地区の畑でブドウを栽培。
繊細な香りとコクのある味わいが特徴。
プロプリエテールのコニャックの中で特に評価が高い銘酒。
性質の異なる二つの熟成庫でコニャックを作り、それを絶妙なバランスでブレンドしています。
一口飲めばその奥深い味わいに驚くと思います。

 

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ポールジロー トラディション

 

ポールジローは名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「コニャックは自然のたまもの」のポリシーがあり、コニャック作りを機械化しないこだわりよう。
ぶどうは手摘みで自然発酵させています。
加水以外余計なものは加えていません。
300年以上続くジロー家の伝統製法生み出す上品な香りと深い味わいを楽しめます。

 

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デュポン オルダージュ

 

今のオーナーの祖父の代にカルヴァドスを自家生産。
1980年にデュポンブランドを立ち上げました。
内側を焦がしたオーク樽で熟成させたかと思ったら、新樽に移し替えて熟成させるなど、熟成方法がユニークかつ贅沢なカルヴァドス。
世界中の高級バーで愛され続ける銘酒です。
熟したリンゴの果実感がとても美味しいです。

 

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プロプリエテール。
ブランデー好きなら一度は試したくなるのではないでしょうか。
お手頃価格のプロプリエテールでブランデーの世界をもっと広げてみてはいかがでしょう。

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