蒸留して作られるブランデー(連続式蒸留法)

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蒸留して作られるブランデー(連続式蒸留法)

ぶどう等の果物を原料とし、蒸留して作られるブランデーですが、その蒸留方法は、「単式蒸留法」と「連続式蒸留法」と呼ばれる2種類の方法になります。

 

連続式蒸留法は、連続蒸溜器を使って蒸溜させる方法で、不純物を除去し、エタノールを精製する装置としても知られており、化学工業でも色々な分野で使用されています。

 

連続蒸留器は、もろみ塔と精溜塔の2つの塔によって構成されています。
もろみ塔の中には数10段の棚があり、もろみ塔の塔頂からもろみを送り込むと同時に、下部から上部へも蒸気を送り込みます。
この蒸気によって加熱されたもろみ中の揮発性成分を、精溜塔で冷却することによって抽出されます。
もろみ塔の下部から加熱することによって、各棚によってアルコール度数に違いが現れ、塔の上部程アルコール度数が高くなるのが特徴です。

 

蒸留には微妙な調整が必要とされますが、軽やかでフルーティーかつ飲みやすいブランデーを作ることができます。
単式蒸留法と同じように、樽で長期間熟成させることによって、ブランデー特有の香りと味わい深さが出てきます。

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