蒸留して作られるブランデー(単式蒸留法)

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蒸留して作られるブランデー(単式蒸留法)

ブランデーは、ぶどう等の果物を原料とし、蒸留することによって作られていますが、その蒸留方法には大きく分けて2種類があり、その方法は「単式蒸留法」と「連続式蒸留法」と呼ばれています。

 

15世紀頃から始まったブランデー作りで使用されていた単式蒸留法は、「アランビック」と呼ばれる、口が細くて首の長い円底フラスコに、帽子形の頭部(アランビック)を冷却用としてかぶせた形の蒸留器が使用されていました。

 

現在は、円底フラスコ部分を窯にし、口が細くて首の長い部分を管に改良したことによって、効率よく生産ができるようになりました。
その窯の中で過熱された原料が蒸気になり、細く曲がりくねった管を通り、冷却器を通過しながら冷やされ、無色透明のブランデーの原酒が作られます。
単式蒸留法では、香りが良く、アルコール度数の高い原酒を作る為に、2度の蒸留を行い、蒸留された原酒は樽に保存された後に時間をかけ熟成し、香りや味の力強さ、コクや味わいのバランスが良いブランデーに仕上がります。

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