コレクター心をくすぐるブランデー!ラーセン・ヴァイキング・シップ

コレクター心をくすぐるブランデー!ラーセン・ヴァイキング・シップ


 

ラーセンといえば船のブランデー

ラーセンといえば「船のボトル」で有名で、銘柄もたくさんの種類がありコレクター精神を刺激するブランデーです。ラーセン・ヴァイキング・シップシリーズと呼ばれます。
そのため日本で流通しているブランデーの名前はほとんどが「ラーセン、○○シップ」。例えば「ラーセン ワイルドローズ・シップ」「ラーセン ナイトブルー・シップ」などです。
このシップが「リモージュシップ」になると、ボトルの素材が陶器製という意味で、「ラーセン ゴールド・リモージュシップ」や「ラーセン ホワイト・リモージュシップ」などが存在します。(名前の由来はフランスのリモージュ地方は陶器が有名なため)
ラーセンのヴァイキング・シップシリーズはボトルがおしゃれな分、ブランデー自体の風味レベルは同価格帯のそれと比べると幾分劣ります。
ブランデーの味を楽しむというよりは、コレクションやインテリア向きといえます。

 

シップシリーズ以外のラーセン

ヴァイキング・シップシリーズが有名なラーセンですが、通常のVSOPやXOといったシリーズもあります。
ただしあまり日本では流通していないのが現状です。
ヴァイキング・シップシリーズであればAmazonなど通販でもいくらでも手に入りますが、それ以外となるとブランデー専門店に行かないとなかなか手に入れるのが難しいです。

 

ラーセンの歴史

ノルウェー出身のイェンス・レインダール・ラーセンは、兵役を勤め上げた後に、海外で名を上げる事を夢見て船乗りとして海外へ渡るチャンスを掴み、フランスのボルドー港に到着すると船乗りを辞めてコニャックへ向かいました。
そこで見つけた就職先がブランデーメーカーの「プルニエ社」で、そこで初めてブランデーと出会い、1921年にラーセン社を創業しました。
ラーセンは、海外へ渡る際に乗船した帆船を「ドラッカー・インヴィンシブル(無敵の帆船)」と名付けてボトルのラベルに表し、現在でもシンボルマークとして親しまれています。

 

その帆船の形を模したボトルデザインもユニークで、風になびく帆をボトルキャップにする辺りは、ラーセンの船に対する想いが込められている気がしてなりません。

 

ノルウェーから移住したラーセンは自社の畑を持たず、グランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ファン・ボアの3地区から厳選した原酒を購入し、卓越したブレンド技術で、ふくよかな芳香とぶどう本来の味が味わえるブランデーに仕上げました。
ぶどうの栽培からブランデーの瓶詰めまで全て自社で行う製造者を「プロプレエテール」、ラーセンのようなスタイルを「ネゴシアン」と呼びます。自社の畑を持たずとも大成できるというのは夢がある話ですね。

 

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